私たちについて

メンバー紹介

村井祐一

田園調布学園大学人間福祉学部　教授

社会福祉・保育領域などにおける情報マネジメント技術の向上（福祉情報マネジメント）について研究しています。社会福祉活動に必要な情報をより効率的・効果的にマネジメントして、福祉活動やサービスの質的向上をめざしています。近年は個人情報の適切な利用と保護、福祉記録の活用（ケース記録、業務日誌など）、福祉施設におけるリスクマネジメント、地域の連携・協働の仕組みづくり、社会福祉総合相談支援システムなどについて実践と研究を行っています。

安藤昌也

千葉工業大学先進工学部知能メディア工学科教授

ユーザーエクスペリエンス、人間中心設計、エスノグラフィックデザインアプローチなどの研究、教育に従事しています。”利他的UX”を提唱し、「やってあげるデザイン」の原理の研究などにも注力。人間中心設計およびアクセシビリティの国際規格に関するISO/TC159（人間工学）国内対策委員会委員、Webや対話ソフトウェアのアクセシビリティに関するJIS原案作成委員会等で委員を務め、人間工学関連規格の作成・普及を推進しています。また、NPO法人人間中心設計推進機構（HCD-net）理事等を歴任。同機構認定人間中心設計専門家。他に専門社会調査士の資格を有します。

内田斉

イデア・フロント株式会社　代表取締役

研究開発プロジェクトでは、主に見守り活動支援システムの検討・開発を担当しました。
イデア・フロントは小さなリサーチ＆コンサルティングの会社で、ICTの社会活用や障がい者政策などを主テーマとしています。
ICTを使った地域見守り活動は、縁あって10年前から取り組んでいる研究テーマです。

伊藤綾香

麗澤大学外国語学部助教
田園調布学園大学人間福祉学部兼任講師

専門は異文化コミュニケーション、多文化共生、ヒューマン・コンピュータ・インタラクションなど。ご近助ラボへの参画をきっかけに、地域の見守り活動において調整役となる「コーディネータ」を自ら体験しながら、その知見を「見守りコーディネータマニュアル」としてまとめました。

別府拓也

千葉工業大学付属研究所専門研究員
コミュニティーデザイナー

主に地域住民の活動参加を促す方策の検討を担当しました。見守り隊の情報発信サポートや見守りガイドを作成しました。ご近助ラボへの参画以前は、地域の課題を地域の人が解決することをサポートするコミュニティーデザイナーとして、中山間地域や地方都市のプロジェクトにたずさわりました。また、住まいのある広島ではお茶の栽培から製造・販売・カフェまで一環して行う事業を行っています。

竹本統夫

言語社会学修士
エンジニア

情報基盤モデルシステムを用いた見守りを担当し、見守りシステム「いるかメール」の運用やアプリ開発、モデル地域で利用される見守り機器の技術サポートを行いました。本プロジェクトで培った知見を元に、地域住民に加えて多職種連携による見守りをターゲットにした支えあい報告システム「Lax (ラクス)」を企画・開発しました。

協力団体

リステックス

ご近助ラボは、国立研究開発法人科学技術振興機構傘下のRistex（社会技術研究開発センター）における研究領域「安全な暮らしをつくる新しい公／私空間の構築」の中の1つの研究として活動してきました。プロジェクトページはこちら。
　現代の日本には、ドメスティックバイオレンス、児童虐待、高齢者の孤独死、ネットいじめなど、様々な社会問題があります。こうした問題の多くが、家庭やネットの中の、見えにくいところで起きており、支援機関の介入が簡単ではありません。Ristexはこうした社会課題の解決に向けて研究開発プロジェクトを行っています。

川崎市麻生区

川崎市麻生区と協力体制を築きプロジェクトを推進してきました。麻生区には見守り協議会立ち上げ時の地域への説明支援や協議会メンバーとしての参加、モデル地域の選出と調整への協力、地区カルテオープンデータの提供やその他の情報収集に関するアドバイス、見守り活動と行政との連携、施策・計画への反映の検討などの役割を担っていただきました。